エクストレイル(X-TRAIL)は、日産自動車が2000年から販売するミドルサイズのSUV型の乗用車である。生産は2011年8月に日産から分社化された日産自動車九州が担当している。 1997年(平成9年)の第32回東京モーターショーに出品されていた、“トレイル 80キロバイト (10,912 語) - 2022年1月16日 (日) 19:18 |
2022年の日産は、新型エクストレイルも期待されるモデルの一つ。
従来T32型から新型T33型へのフルモデルチェンジが進行中となっており、既に2021年より北米仕様ローグ、中国仕様エクストレイルが新型に切り替わっている。
(出典 car-research.jp)
当初、日本市場に向けては、2021年秋の東京モーターショーでフルモデルチェンジ発表、2021年内発売のスケジュールが想定されていた。
しかし、東京モーターショーの中止が宣言されたことで新型発表の機会を逃し、さらに半導体不足や東南アジアでのコロナウイルス感染拡大の影響で自動車部品の供給が不安定となったことで、日本発売が延期となっている。
現段階で、新型エクストレイルの日本発売の時期として、2022年5月頃が予想される。
■新型エクストレイル日本仕様は1.5L VC-TURBO e-POWER搭載
新型エクストレイル日本仕様には新開発パワートレインの「1.5L VC-TURBO e-POWER」が搭載される予定となっている。
日産はシリーズ式ハイブリッドシステムの「e-POWER」を電動化の手段の一つとしてきた。
e-POWERは2016年にE12型ノートで初搭載となり、採用車種が拡大されるなかで、重量車種のセレナへも補機類の強化により搭載が実現されてきた。さらに、E13型ノートからは、e-POWERは第二世代型に進化している。
これまで様々な搭載車種への適応を遂げてきたe-POWERであるが、いずれも直列3気筒1.2L NAエンジンが発電に使われてきた。
今後、中大型車種へのe-POWER展開を考えた場合、エンジンサイズのアップは必定であった。
新開発の1.5L VC-TURBO e-POWERは、日本向けエクストレイルに限らず、欧州向けのキャシュカイとエクストレイルにも搭載される見込み。
さらに将来的にはエルグランドのようなボディサイズの大きな車種も、1.5L VC-TURBO e-POWERによって電動化されることが期待される。
■可変圧縮比エンジンの量産を成功させたのは日産だけ
(続きあり)
https://car-research.jp/x-trail/fmc-3.html