スズキ、ラパンのフルモデルチェンジは2022年5月頃の実施が予想される。

（出典 car-research.jp）

新型ラパンからは、いよいよハイブリッドシステムが導入されることになる。
小型のISG（モーター機能付き発電機）を使ったマイルドハイブリッドシステムの採用により電動化が果たされる。
また、コンベンショナルガソリン車も用意されることで、低価格モデルのラインアップ継続も期待される。
このあたりは先にフルモデルチェンジを受けた新型アルトに準じた内容となるだろう。

また装備面では、予防安全のスズキ セーフティ サポートがデュアルカメラブレーキサポートに進化する。
メーカオプションで用意されるヘッドアップディスプレイも人気装備となりそうだ。

■電動パーキングブレーキは装備されるのか
先行してフルモデルチェンジされた新型アルトでは、電動パーキングブレーキの採用が見送られていた。
これは新型ラパンのタイミングで導入されることが期待される。
電動パーキングブレーキによって実現されるオートブレーキホールドは、アダプティブクルーズコントロールと組み合わさることで、高速道路渋滞時のドライバーの負担は大幅に軽減される。
近年は軽自動車でも注目の装備となっているが、スズキの車種は導入が遅れ気味であった。
（続きあり）
https://car-research.jp/lapin/suzuki-2.html

トヨタ・プリウスのフルモデルチェンジは2022年後半頃の実施が予想される。

（出典 car-research.jp）

トヨタは2022年に現行ラインアップの多くの車種に対して、一部改良を実施していく計画。
半導体不足で納期が長引くなか、2022年1～2月の段階で一部改良の対象モデルを一旦受注停止とし、以降は改良済みモデルの販売に切り替えていく動きがある。

そんななかプリウスは、一部改良の予定車種には含まれていない。つまり予想されていた通り、2022年内にフルモデルチェンジされる可能性が高まった。

■全固体電池搭載なるか、プリウスのフルモデルチェンジで採用が期待される新技術
新型プリウスで採用される新技術にも注目が集まる。

まず全固体電池については、トヨタはBEVではなくハイブリッド車から搭載をスタートさせる方針となっている。
全固体電池搭載のBEVは、試作車による走行試験を完了させている段階にあるが、必要な容量を量産するとなると、技術的にもコスト的にもまだまだ障壁は高い。
比較的、必要容量の小さい、ハイブリッド車から市販車搭載実績を積み上げていくことになる。
なかでも新型プリウスは、全固体電池搭載車種の有力候補とされるが、これはモデル中期まで待たされる可能性がある。

一般的なユーザーにとって、技術的に重要なポイントは、PHEV（プラグインハイブリッド）を採用するグレードが拡大することにあるだろう。

■プリウスα復活の可能性はあるのか、ハイブリッド3列シートワゴン車
（つづきあり）
https://car-research.jp/prius/fmc-4.html

ダイハツの主力軽自動車、タントにマイナーモデルチェンジの実施が待望される時期に来ている。

（出典 car-research.jp）

現行型タントは2019年7月に発売された4代目モデルで、フロントデザインは初代型への原点回帰を思わせる横長のヘッドランプを特徴としてきた。
軽自動車セグメントの中でも特に人気のボディタイプであるスーパートール軽ワゴンであることからも、従来通り約6年というモデルサイクルのペースは維持されるはず。
ちょうど折返し点、販売3年目となる2022年の一部改良は、フェイスリフトを含めたマイナーモデルチェンジ相当の内容になることが予想される。

■タントに軽自動車版「e-SMART HYBRID」が導入される時期は？
そして、2022年のタントのマイナーモデルチェンジで期待されるもののなかには、新開発の軽自動車向けe-SMART HYBRID搭載車の追加がある。
ダイハツは、2021年11月に新開発のシリーズ式ハイブリッド、e-SMART HYBRIDを小型SUVのロッキーに搭載させ発売した。
これには発電エンジンの排気量が660cc未満の軽自動車版があることが予告されていた。

e-SMART HYBRIDは、軽自動車のなかでも特に車体重量が大きいタントへの搭載が期待されているが、最初の採用車種は2023年頃にフルモデルチェンジ発売されるミライースの次期型になることが予想される。
タントにe-SMART HYBRIDが搭載されるのは、2022年のマイナーモデルチェンジのタイミングではなく、2025年頃が想定されるフルモデルチェンジ時となる可能性があり、まだしばらくは待たされることになりそうだ。

■ダイハツ軽自動車のハイブリッド化計画
（続きあり）
https://car-research.jp/tanto/hybrid.html